北欧語書籍翻訳者の会

Group of literary translators from the Nordic languages into Japanese

2019年1、2月イベントの記録

(シノプシス勉強会) 

シノプシス勉強会を1月21日18時半〜20時半に、神保町の文化産業信用組合で開催しました。 

 講師:早川書房 窪木 竜也さん

感想

 これまではシノプシスを依頼されるまま、またはこういう事が伝えたい、という根拠をもとに書いてきましたが、1月の勉強会では事前に気付いた点をコメントし合うという方法でした。皆それぞれの仕事がある中、時間を割いて添削し合い、内容的な矛盾や誤字といった自分では見逃しがちな部分をかなり整理できた事、皆に感謝しています。そして勉強会当日は帯同通訳が入ってしまい参加できなかったのですが、窪木さんが各レジュメに対し公平かつ的確に講評してくださった内容を会場にいたメンバーが録画してくれ、それを後から視聴する事ができたのもとても有難いものでした。関係者に加え、アレンジから色々動いて下さった篠原さんにもお礼申し上げます。(セルボ)

 これまできちんと梗概の勉強をしたことがなくあちらこちらのホームページを見たり、これまで仕事をした出版社さんからいただいた見本を真似たりして、自己流で書いてきました。  実際に編集さんからご意見をいただくことなんて、これまでなかったのでとても緊張!!!しましたが、すばらしい機会でした。
 今回は脳科学の本という、少々難しい本の梗概を見ていただいたのでなかなかうまくまとめることができませんでした。科学本の良さを伝えるのって本当に難しいですね。窪木さんから、文章のこと、この本が他の脳の本と違う点は何かをきちんと書くなど的確なご指摘をいただいて、とても勉強になりました。
(中村) 

 この勉強会を含め全てのイベントを陰で支えてくださった青土社の篠原さんから、講師を頼むなら窪木さんにとご推薦をいただきました。

 私達が書いたレジュメは小説、ノンフィクション、絵本、レシピ本とジャンルも様々だったにも拘らず、どの作品にも客観的かつ豊富なアイディアを織り交ぜながら、公平に講評してくださいました。また、追って篠原さんもメールでご講評くださいました。編集者さんそれぞれで視点が異なるのもとても興味深く、勉強になりました。

 遠隔地からの参加や録画に理解を示していただけたのもありがたかったです。参加できなかった人達もあとからビデオを視聴して、エンジンがかかったような気がいたします。

 この勉強会で皆が励まされ、勇気づけられ、やる気を更に出して、勉強会後さらにレジュメをブラッシュアップ。2月1日の会であんなにも皆が一生懸命、連帯感をもって発表できたのも、お二方のコーチング力と人間力のなせる技でした。感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。(枇谷)

 

 これまでいくつかレジュメを書いたことはあったものの、本当に書き方としてよいのだろうか、情報は足りているのだろうか、などなど、疑問でいっぱいでした。今回、勉強会に参加し、疑問が晴れただけでなく、レジュメを書く際に大切なことを多く学びました。勉強会としては、3つのステップがありました。オンラインでメンバー同士でコメントをつけあう第1ステップ、それをもとにブラッシュアップしたものを窪木さんと篠原さんに対面で講評していただく第2ステップ、そこからさらにブラッシュアップしてプレゼン会当日までに最終版を作るという第3ステップ。窪木さんと篠原さんのご講評、メンバーからのコメントや指摘、励ましなど、すべてのステップを通じていただいた言葉は本当に貴重なものです。今後にしっかりと活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。(よこの)

(プレゼン会)



●枇谷 玲子

北欧語翻訳者リストとは?

●羽根 由

●服部 久美子

言語: 英語、ロシア語、スウェーデン語(仕事の都合によりスウェーデン語は2020年以降)
専門分野: 数学、物理
今後取り組みたい分野:数学、物理の一般向けの本。定年後はスウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語の翻訳をしたいと思っています。(現在フィンランド語勉強中)

furakutaru

訳書:『フラクタル幾何学』ファルコナー、『フーリエ解析大全』ケルナー(どちらも共訳、英語)
現在一般向けの数学の本(英語)を翻訳中。女性の方々に興味を持って読んでもらえる本を目指しています。
監修:数学、物理に関する内容の監修も時間が許す範囲でできます。

居住地: 日本、横浜

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バックグラウンド:
 1956年生。フェリス女学院中学高校卒業。東京大学理学系大学院物理学専攻(素粒子論)で博士号取得後、数学(確率論、フラクタル)に転向。
現在首都大学東京理学部教授として数学を教えています。2022年3月に定年退職予定。
 学生のころから外国語が好きでいろいろ手を出していました。英検1級、ロシア語検定1級。
 北欧語との出会いはヘニング・マンケルでした。マンケルが一番好きなミステリー作家になり、柳沢由実子先生のマンケルを原書で読む講座(朝日カルチャーセンターのロビーを待ち合わせに使ってたまたま見つけた!)を受講して以来、スウェーデンのミステリーにはまって原書で読んでいます。スウェーデンのミステリー作家はマンケルのほかにテオリンも好きです。
 またサーミに関する話に特別興味を持っています。
 スウェーデンをきっかけとして興味は北欧全体に広がっています。デンマーク語とノルウェー語はかじった程度ですが定年後にしっかり勉強したい。

●ヘレンハルメ 美穂

 人気の北欧ミステリを入り口に、他ジャンルの作品にもぜひ目を向けていただきたく、ミステリ要素の含まれるフィクションとノンフィクションを1作ずつ紹介しました。

 ヨーテボリのブックフェアについても説明。

https://t.co/QcY96O2jplヨーテボリブックフェア2018

ヘレンハルメ美穂さんによるヨーテボリ・ブックフェアのレポートです。世界の出版社、翻訳者が参加したフェローシップ・プログラムについても書かれています。
ヨーテボリのブックフェアは #フランクフルトブックフェア と会期が近いです。— 2月1日3日満員御礼! 北欧語書籍翻訳者リスト (@NTranslators) 2018年10月10日

(参考)
 フィンランドからの日本の版元への助成としては、年に2,3回Editors’ weekというのがあります。具体的な金額等は書かれておらず、担当者のメールアドレスに連絡すると、詳細を教えてくれる模様。https://www.finlit.fi/fili/en/for-publishers/ulkomaiset-kustantajat/ これを通じて、フィンランドの出版社と話し合えたり、文壇情報など最新のものを貰える仕組みです。

 また、版元は邦訳作品を出す場合の助成申請が可能です。

英語版のエディターズ・ウィークのリンク  https://www.finlit.fi/fili/en/for-publishers/ulkomaiset-kustantajat/(セルボ 貴子)

(参考2)

 ノルウェーは次回フランクフルト・ブックフェアのテーマ国です。

●枇谷 玲子

 家族の多様性について描いたデンマークの絵本1冊、原子と進化についての子ども向け科学ノンフィクション1冊、ノルウェーの夫婦関係修復セラピーについての自己啓発書1冊を紹介。ダイバーシティが最近の世界の児童書のトレンドであることや、分からないことを分かろうとする学問、科学と、「大人も分からないことがあるんだよ」と子どもに心を開いて水平方向の視点で語れる北欧の児童書の親和性の高さについてお話しました。




●中村 冬美

 柔らかな色合いでひとつの種が大地に落ちて、ぐんぐん成長し、実をたわわにつけるまでを描いたスウェーデンの絵本を一冊、サーカスの少年とアシカの友情を描いた物語を一冊、 脳科学者の妹と作家の姉のコンビで書いた脳科学の本を一冊、 紹介させていただきました。

 あのように多くの編集の方々の前で発表というのは、はじめての体験で大変緊張しましたが、自分の大好きな北欧の文学を紹介することができて、とてもすばらしいチャンスでした。

●よこの なな

 とてもスウェーデンらしさがあふれている、と同時に、非常に普遍性があり日本でも共感を得るのではないか、と思っていた若者向けの作品を、フィクションとノンフィクション1作ずつ合計2冊、紹介しました。自己紹介として、普段作っているジンも見せました。
  ご来場者くださった方々がとてもあたたかく会を見守ってくださり、ちょっとしたトラブルも笑って受け止めてくださるようなあたたかい雰囲気だったことが印象に残っています。個人的には、 多くの出版社の方々の前で本を紹介するというのはまったく初めてのことでしたが、会場の雰囲気と会のメンバーのおかげで、なんとか終えることができました。ありがとうございました。


●久山 葉子

 スウェーデンからでもプレゼンに参加できるということで、とてもありがたかったです。この機会に普段とはちがったジャンルにチャレンジしてみようと、絵本やレシピ本を紹介しました。自分自身は会場にいなかったのに、なんの不都合は感じませんでした。他の方々のプレゼンや会場の様子をずっとパソコン越しに見ることができましたし、まるで自分もその場にいるような気分で参加できました。それを可能にしてくれた現場の仲間に感謝しています。

●セルボ 貴子

私は今回、フィンランドからサステナビリティに関するコーヒーの本をこれだけは!と一冊だけ紹介させて頂きました。

日本でも地方出身で、一時帰国も少ない為日本でのネットワークを作れないのが悩みの種でしたが、この会はそれらの不利な点を吹き飛ばしてくれるものだと感じました。他のメンバーがしっかりスライドを作ってきたのに比べ、準備不足が感じながらの参加でしたが、合間に他の発表を聴くのも臨場感があり、音声、動画の質も結構良かったと思っています。ぜひまたプレゼン会を開きたいと願っています。7分という限られた時間で3冊しっかり紹介出来ている人もいるのに感心しました。持ち時間を過ぎた合図が聞こえず、かなりオーバーし後の人に迷惑をかけた点も反省し次回は録画も検討したいと思います。

●ヴィベニウス あゆ美

 ノーベル賞は毎年日本でもとても話題になります。今回はアルフレッド・ノーベルの遺言とその遺言が実際に実現化するまでの物語を紹介しました。ノーベル賞についてはまだまだ知られていないことが多いので、お話しする機会がいただけたことに感謝しています。ストックホルムからの参加でしたが、会場のみなさんのおかげでスムーズに参加することができました。本当にありがとうございました。

●種田 麻矢

 デンマークの絵本を2冊紹介させていただきました。
 1冊目はアイデンティティと友達づくりがテーマの絵本で、周りに無理やり調和する必要はなく自分は自分のままで良いんだよというメッセージが込められています。
 2冊目はアートづくりをテーマにした幼児向け絵本。アートについて説明的に書かれているのではなく、アートづくりに挑戦する主人公自身を通してシンプルに楽しく伝えています。


●Nordin Agency オーグレン 英里子

 北欧初の北欧作家エージェンシー、Nordin Agencyについての簡単な紹介と、弊社がオススメをしている日本の版権フリー作品を数点紹介させていただきました。
 スウェーデンからの参加でしたが、現場の方の手際良さのおかげで、その場にいなくともまるでそこにいるかのように感じ、とっても素晴らしかったです。ありがとうございます。
http://www.nordinagency.se
eriko@nordinageny.se

(トークイベント「北欧の本をめぐる旅」)

●場所:コーツトカフェ プラス ショップ〈台東区谷中2-1-11〉
*ひるねこBOOKSの並びのカフェ。
http://www.couzt.com/

●定員:20名


”当店でも力を入れて紹介している「北欧生まれの本」。 
 
昨年から今年にかけては『あるノルウェーの大工の日記』、『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』などを販売してきました。遡ってみれば、ベストセラーになった『ミレニアム』も北欧生まれのミステリーですし、ムーミンやピッピに代表されるような児童文学、そして絵本の数々も、実は私たちの身近にあります。 
 
ただそうは言っても、「北欧の本」というジャンルは、他のヨーロッパ諸国やアメリカのそれに比べれば、まだまだマイナーだと言えます。 
 
そんな、知られざる北欧本の魅力を大いに語らい、多くの方に知っていただきたいという思いから、この度のイベントを企画しました。そしてこの分野に興味を持ち、「もっと読みたい」と思う方が増えてくだされば、こんなに嬉しいことはありません。 
 
今回は、「*北欧語翻訳書リスト」の発起人である枇谷玲子さんをはじめ、『ミレニアム』『熊と踊れ』などのヒット作を多く手がけているヘレンハルメ美穂さん、『あるノルウェーの大工の日記』の中村冬美さんら、現在ご活躍中の皆さんが勢揃い。 
 
どうやって情報を仕入れ、日本での出版に結びつけるのか、翻訳の難しさ、おすすめの本、気になる仕事のあれこれなど、現役の皆さんだから話せる内容を、それぞれのテーマで語っていただきます。 
 
北欧の本についてはもちろん、現地の人々の生活や文化、そして「翻訳」という職業に興味のある方にも、存分にお楽しみいただけることと思います。 
 
質問も大歓迎です。 
滅多にない貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください。”


●服部 久美子 
「影のない40日 -ラップランドが舞台のミステリー」 
 
1956年生まれ。フェリス女学院中学高校卒業。東京大学理学系大学院物理学専攻(素粒子論)で博士号取得後、数学(確率論、フラクタル)に転向。 
現在首都大学東京理学部教授として数学を教えている。 
英検1級、ロシア語検定1級。 
北欧語との出会いはヘニング・マンケル。柳沢由実子先生のマンケルを原書で読む講座を受講して以来、 
スウェーデンのミステリーにはまって原書で読んでいる。 
 

●羽根 由 
「スウェーデン語単語のなりたち」 
 
1962年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒業。43歳で人生初の留学/海外生活を始める。ルンド大学法学部修士課程修了(国際法・授業は英語)。スウェーデン語を学びはじめたのが四十代半ばと遅く、効果的な学習法を探して語源に関する本を読みはじめたところ面白い発見が満載だったため、著者の許可を得て翻訳、電子書籍として2018年9月自己出版した。 
 
 

●ヘレンハルメ 美穂 
「スウェーデンの旅する本:北欧から世界へ」

国際基督教大学教養学部卒(1998)、パリ第三大学仏文学修士(2002)、リンネ大学スウェーデン語学学士課程修了(2014)。 
フランス留学中に北欧文化と文学に関心を抱き、スウェーデン語と翻訳を学びはじめる。 
2006年よりスウェーデン在住。2007年、アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『制裁』で初めてスウェーデン語の書籍翻訳を手がけ、以来訳書多数。 

 スウェーデンにいると世界が近く感じられるという個人的な経験をもとに、スウェーデンから世界に目を向けた本を4冊セレクト。スウェーデン文学に関心を抱くきっかけのひとつとなった1992年刊行のノンフィクションに加え、2018年後半にスウェーデンで出版されたグラフィックノベル、ミステリ、一般フィクションを1冊ずつお見せしながら話をした。どれも未邦訳ながら、スウェーデンが世界に向けるまなざしが如実に表れた本であり、日本の読者も好奇心をもって北欧や世界の文学に触れてほしい、との思いをこめて紹介しました。 

●よこの なな 
「参政権とリスペクト -スウェーデンの女性が求めてきたもの-」 
 
幼い頃から海外児童文学作品に親しむ。 
アストリッド・リンドグレーンの作品が大好きだったこと、星野道夫さんの『アラスカたんけん記』に出会ったことが間接的なきっかけとなって、スウェーデンに3年ほど暮らし、スウェーデン語やスウェーデン社会について学ぶ。 
実務翻訳・通訳業務に携わる。 
未邦訳のスウェーデン語ノンフィクションを翻訳して紹介する自主制作誌(ジン)『ASTRID』を発行。 
 

 この100年ほどの間に女性が獲得してきたものとして主に挙げられるのは、参政権や賃金労働をする権利、保育所、同一労働同一賃金など。でも、いつの時代にもずっと求めてきていたものはもっと根源的なもの、つまり「自分らしく自由に生きる権利」だったのでは? というテーマで、先駆者として生きた100年ほど前の女性たちの声が、いきいきと聞こえてくるような作品を、フィクションとノンフィクション取り混ぜ、6冊紹介しました。自主制作紙のテーマと重なる内容のため、「ASTRID」特別号を発行し資料として配布しました。 

●リセ スコウ 
「日本で紹介されているお気に入りのデンマークの本 」 
 
東海大学などでデンマーク語の非常勤講師を務めるかたわら、 翻訳の仕事も携わる。デンマーク語の小説2冊とノルウェー語のエッセーを日本人の翻訳者と共訳した。  

●中村 冬美   
「北欧語翻訳者二人旅:本を巡る珍道中」 
 
翻訳の仕事を始めて、現在20年目。大学の北欧文学科を卒業した後、スウェーデンの大学の北欧語学コースで学ぶ。 
出版翻訳分野では児童書を4冊、エッセイを2冊、知的障害を持つ方々向けのデイジー図書を1冊翻訳。 
福祉、教育分野においては多数のスウェーデン政府の発行した論文を多数翻訳。 
近年は各テレビ局からスウェーデンのレポルタージュ番組の翻訳を多く手がける。 
 
●枇谷 玲子 
 
1980年、富山県生まれ、東京・埼玉育ち。大阪外国語大学(現大阪大学)外国語学部地域文化学科デンマーク語卒。在学中の2003年、デンマークに1年、留学。2005年、初の訳書『ウッラの小さな抵抗』(文研出版)を出す。北欧家具の輸入販売会社勤務や、翻訳会社での翻訳チェッカーの経験を経て、現在は書籍翻訳専業。訳書50冊以上。 
 
 

(中村) 

 スウェーデンのマルメーで泊まったAirBNBの話し、デンマークのブックフェアの話し、デンマークで見つけた本の話、それにデンマークで体験したゲイバーと、そこで見つけたLGBDの冊子についてもご紹介しました。会の後はお客様とヨースタイン・ゴルデルさんのお話で盛り上がりました。自分が思っていた以上に、北欧ファンて熱いんだと実感でき、とてもうれしく思いました。

(枇谷) 

 2018年10月に訪れたデンマークのブックフェアと翻訳者セミナーについてお話しました。デンマーク語→オランダ語の翻訳者とお話して、文化が近いからこそ多くのデンマークの書籍がオランダ語に翻訳されていて、愛されているのは、今韓国文学が日本で受け入れられているのと似ていると思ったこと、デンマークの個性派書店やお隣スウェーデンで『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』の著者と交流したことなどについて語らせていただきました。 

最後の質問タイムでは、来場者から以下のような質問が挙がりました。 

●たくさん訳していますが、本を読むのは大変ではないですか? 

 確かに、翻訳の仕事を進めながらその一方で目ぼしい原書を読んで企画をまとめるのは時間的に厳しいですが、よいものを紹介するにはやらないといけないという思いもあります。翻訳作業や出版社側から依頼されるリーディング作業に追われて、紹介する仕事がなかなかできなかったのが、これまでの私の仕事の反省点。これから変えていきたいです。(ヘレンハルメ)

●北欧の出版出版状況について教えてください。 

 スウェーデンでも日本と同様、児童書は売り上げが伸びているが、ほかはなかなか厳しい状況。書店の実店舗が近年大幅に減っているという統計もあります。(ヘレンハルメ) 

 そんな中で、イベントやフェスティバルで文学界を盛り上げようという試みも多くあり、とくにノルウェーはそうした積極的な活動が多い。(枇谷) 

参考:

ノルウェー人日本文学翻訳家マグネ・トリングさんインタビューhttps://note.mu/reikohidani/n/n5411fcbc0e03

スウェーデン、オーディオブック聴き放題+一部の本読み放題サービスStorytelからの出版社への著作権使用料が5年間で10倍に

https://note.mu/reikohidani/n/n9167913aa9b1

NORLA(ノルウェー文学普及財団)の活動のどこがすごいの?①クリスマス商戦前に書店員さんをノルウェーに招待–書店員さんに本の情報を提供し本を売ってもらう大作戦

https://note.mu/reikohidani/n/n1712ee718ee8


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